在タイ日系製造業おいては、安価な労働力のもと低原価での生産活動にて利益を確保する戦略から、原価が高騰した環境で、高付加価値製品の生産によりタイでの競争力を高める戦略へと変わってきています。このような状況下で経営管理においては、既存の事業の収益性を高め、新商品や高付加価値商品への投資にシフトをしていく動きが見られるようになっています。この経営環境の変化に対応するため、原価管理に関わる能力を組織的に向上させることにより、事業や製品別の収益性の分析、原価構造の分析をより早く、正確に実施をしていくことが経営者に求められています。
経営者は売上原価、製造原価を正確に把握、分析・評価を迅速に行い、打ち手につなげることが重要ですが、多くの製造業においては、以下のような課題を解決する原価管理が求められるところです。
・製造原価計算に必要な事業活動の情報の精度が低いため、変動費の正確性が低い。
・製造間接費が事業別製品別に実態に合わせた原価配賦ができていない。
・事業を評価する管理会計上のP/Lの売上原価が変動し、原因が究明できない。
・製造原価の差異分析ができず、生産現場のコストダウンの活動が収益改善に結びついていない。
・組織的な原価管理の知識・知見を向上することができない。
この度、タイの製造業において関連分野で多数のプロジェクト経験を有する株式会社クニエと、製造原価管理ソリューションの多数の導入実績をもつToyo Business Engineering (Thailand) Co., Ltd.は、日系製造業の日本人経営者、管理者を対象にウェビナーを開催いたします。当ウェビナーでは、製造業における現行原価管理の課題とあるべき姿を改革事例紹介も含めて解説し、タイでのスピード経営を実現する原価管理改革を討議します。
開催日 | 2021年7月9日(金) 15:00~16:30 (タイ現地時間) |
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会場 | オンライン上 |
定員 | 50名 |
参加費 | 無料・事前登録制 |
内容 | 1.タイにおける原価管理改革推進の実践的方策 ・タイにおける原価管理の実態と課題 ・原価管理に関する取り組みの方法及び事例の紹介 ■2.タイにおける原価管理システムの導入ストーリー ・原価管理システムの導入ステップ ・原価管理ソリューション(mcframe)の紹介 |
対象 | 在タイ日系製造業の日本人経営者、製造部門、財務部門の日本人管理者 |
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